つい先日、初めて指導にお邪魔した学校でとても珍しい楽器に遭遇しました。
初めてなのでどんな楽器を使っているのか見せてもらうと、、
学校の楽器ですと渡されたクラリネットの上管クランポンマークの下に何やら文字が彫ってあります。
おーこれは、一昔前のフェスティバルではないか。学校の楽器にしてはいいものを使っていると思ったが、よく見るとどうやらフェスティバルの文字ではない。
かなり古いようでほとんど読めませんが、どうやら「J.Lancelot」と彫ってあるような。。
記憶の片隅にジャック・ランスロモデルのR-13が浮かんできました。
そう、これは僕も見たことのないジャック・ランスロ氏の音楽活動40周年を記念して発売された貴重なR-13だったのです。
あとで調べましたが、日本では1983年頃の発売で200本ほどが販売されたとか。しかもランスロ氏の選定品らしい。
これは貴重!日本のクラリネットの発展にも大きく貢献したランスロ氏、感動です。
製造番号は24万番台、正確には分かりませんが、80年代の楽器なのは間違いなさそうです。
今年はジャック・ランスロ国際クラリネットコンクールが横須賀で開催予定です。その運営にも携わっていて、氏の息子も来日します。何か運命的なものを感じました。
ただ、せっかくの楽器だからプラスチックのマウスピースじゃなくて、バンドレンとかを使おうね^^;
コメントを残す