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クラリネットを分解!!方法解説 上管その3 A、G♯編

どうも、瀬戸です。

クラリネットを分解!!も3回目となりました。クラリネットの分解に慣れてきたでしょうか?

今回は左手人差し指で操作するAとG♯のキーを分解してみましょう。「ラ」と「ソ♯/ラ♭」のキーですね。Aキーの上にG♯が被さっているのでG♯から外します。この2つのキーはクラリネットのバランス調整の要的存在で、このバランスが崩れると吹きにくくなってしまうので慎重に。特にG♯は針バネがあるので無理に取ると折れてしまいます。

まずG♯キーをしたからのぞいてみてください。細い針のようなバネがバネかけに引っかかってますね。それを確認したらキーのネジを取ります。もちろんキーは押さえっぱなしです。ネジが取れたらすこし動かしてみてください。ドライバーが入るくらいの隙間ができたら下の写真のようにドライバーを引っ掛けてバネをバネ掛けから外します。

そして、キーを外します。針バネで指を刺さないように気をつけましょう^ ^

Aキーは簡単に外れます。板バネがかなり強いので外すときに滑って下のキー(A下)のタンポンを破かないように気をつけましょう。

トーンホールを掃除して、キーポスト、Aキーのバネ溝に少しキーオイルを注しましょう。

さて、外したばっかりですが組み立てましょうか。

まずAキーを組み立てます。板バネの強さに気をつけながら慎重にネジを回します。

続いてG♯キーを組み立てます。まずこのように、

バネをバネ掛けに引っ掛けます。引っ掛けたらそのまま定位置へ。ネジをはめて完成です。ネジをはめている時や外しているときは基本キーは押した状態にします。トーンホールにタンポンが着いていると動いたときに擦れてタンポンに傷がついたりタンポンのトーンホールの跡がずれてバランスが崩れる原因となることがあります。

A、G♯/A♭はとても繊細なので慎重に分解しましょう。また、針バネを外し忘れて折らないように気をつけてくださいね。

次回は今回のキーの下、リングキーを解説します!

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